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元不登校ひきこもり夜間定時制へ

元ひきこもりの「あー」が文才を高めるため、日々の事を徒然書き記していく。

ユング心理学入門 ブルーバックス文庫 レビュー 感想

マンガ ユング心理学入門―心のタイプ論、夢分析から宗教、錬金術まで

読み終わったので感想です。
なぜ僕が今回心理学の本を読んだのかというと
「ペルソナシリーズ」をみなさんご存知でしょうか?
アトラスより発売されたゲームで作品内にてシャドウペルソナ(もう一人の自分)
そしてフィレモン、救世主メサイアなど、またペルソナ4にては主要人物がそれぞれ心理学用語でのコンプレックスを抱えており、マヨナカセカイという空間内にて、自身の分身、そしてゲーム内では敵でもあるシャドウを受け入れられないとシャドウはそれを糧とし自立し
もう一人の自分になり対峙することになります。
そう、ユング心理学とは切っても切れない縁のある言葉が多数出てきます!

私は始め心理学というのは科学的に人間の心の奥底を解析し、精神病の患者などを治療する
物だと思っていました。
ですが、こちらのユング心理学入門という本を読みまして、人々の心の中には集合的無意識という無意識の深層に生まれ持っての領域があり、神話や「太母(グレートマザー)」 民族、国を超えて共通するテーマがあるといったもので。
あらゆるアニメ作品、例でいうと「lain」なんかにも登場し、好きなのですが、
これはやっぱりユングの考えた理論でしかないし、
少々オカルティックすぎだと思い、心理学としてはどうかなぁというのが
正直な感想でした。
もう一つというとシンクロニティ (シンクロマニカ~じゃないよ)
例でいうと「あいつ今どうしてるかなぁ」なんて考えてたら電話がかかってきたり、
偶然とは思えない「巡りあわせ」には元型の力が働いていて。これを共時性、シンクロニティといいます。
うん、これはもうまんまオカルト以外のなにものでもないです。

また、カール・グスタフ・ユングさん 1875年7月26日 - 1961年6月6日
自体も小
さい頃からNO.1とNO.2(説明略)もう一人の自分というのを感じており、
ある日病院の帰りですかね?でもう一人の自分と融合したみたいな話もあり
ユングさんは非常にオカルティックな人でもあったみたいです。

ここまで書いてなんですが、僕はユング心理学の事を決して嫌っているわけでなく
ただ疑問に思っただけです。
ユング心理学はすごく好きです。
僕の想像していた心理学というものとユング心理学が少し違っていただけの話です。

そろそろ
読んですごく共感できることもたくさんあって
最近一人暮らしを始め、まぁ僕は人前で普段の自分をさらけ出せない
日頃からペルソナを被った状態で、本を読み始める前にふとこのまま
本当の自分を忘れてしまうのではないか?と怖くなったことがあります。
そしたら本の中に同じようなことが書いてあって

仮面を外した裏には本物が何もないとわかるのが怖くなるのだ

無意味な成功をしたり、あまりにも視野の狭い精神に閉じこもると神経症になることがある。人格がさらに拡大、発達すると神経症は解消する
少し違うのですが、僕も気をつけないとなーなんて考えました。
それでは感想は以上です。
中々読書感想文を書くのって本当難しい。
いずれうまく文章を書けるようになりたいです!

最後にペルソナ未プレイの方で気になった方はこの機会に是非!
ジャンルは学園ジュナイブルRPGで
普段ゲームしない方でも楽しめる作品だと思います。
アニメもあるのでゲームはなぁと思う方はこちらを
2014年に放送されたP4Gと、2011年に放送されたP4Aの2つがありますが
始めの人は全25話と、結構長いですが、P4Aからが絶対におすすめです。
P4Gは追加要素版で全12話色々簡略化されているので初見じゃあまり面白くないと思います。
それに僕もP4Aからペルソナな世界にハマった口なんで、是非こちらから!
ペルソナさいこーー!アトラスさいこーー!

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